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Cases

調査

渡良瀬川砂防施設地質調査

国土交通省関東地方整備局

業務内容

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本業務は、渡良瀬川砂防管内における既設堰堤の補強や新規堰堤の建設事業の一環として実施した地質調査で、その目的は堰堤の詳細設計や施工時の安全を検討する際に必要な地質資料を得ることです。
基本設計を実施した設計業者との合同協議により設計方針を確認し、設計時に必要な地質情報を把握した上で必要最小限の調査計画を立案しました。当初の仕様(ボーリング、原位置試験、地表地質踏査、解析等調査)に加えて、室内土質試験を提案し、自主的に実施した簡易貫入試験とC14放射性年代測定等の結果等と合わせて総合的に地質状況を判断すること成果品の品質向上に努めました。
調査の結果から設計・施工時の課題を抽出し、各堰堤における地盤の工学的性質や基礎地盤の評価を行うとともに、逆解析等による斜面安定解析を実施して、袖部掘削時の切土斜面の安定に必要と思われる工法の提案等を行いました。また、地盤の評価にとどまることなく、工事用道路の代替案や既設堰堤が抱える構造上の弱点にも言及して、各々の対策を提案しました。

(平成29年10月)

業務キーワード

基礎地盤の評価/袖部斜面の安定解析/総合解析とりまとめ