Message これから一緒にはたらく皆さんに向けて

自然災害から人命と財産を守るのが、私たちの使命。
最新技術を駆使し、防災・減災に挑み続けます。
H.M:建設コンサルタントはよく「経験工学の世界」と言われています。
T.S:10年経験しても一人前と呼ばれないくらい奥が深いです。特に私たちが扱うのは「自然公物」といって、もともと自然の中に存在するものをインフラ施設として利用しているので、例えば道路のように自分たちで生み出せる「人工構造物」よりも難しい側面があります。山や川の形状は千差万別でただ一つとして同じ条件はありませんし、土の中の性状を含めると全く違います。
H.M:こうした唯一無二の存在である山・川・海を対象としており、対象とする構造物も他の分野よりも多い。特定の専門領域のみを掘り下げられる大手の建設コンサルタントもありますが、当社では防災・減災に関わるさまざまな技術分野に携りますので、専門性が浅くても広くカバーできる、柔軟に対応できるマルチな人を求めています。
T.S:若手には専門分野に特化した経験を積めるようにしています。まず高い山を作って、その専門性を軸に、末広がり型の技術者育成が重要と考えています。 スペシャリストな領域を持ちつつ、ゼネラリスト的な知識とマネジメント力を兼ね備えるイメージです。
H.M:地質調査では設計分野と違ってそれほど専門的に分野がわかれているわけではないので、地盤調査というかたちであらゆる分野に関わります。そういう地盤調査をもとにかく極めたいという人も歓迎しています。
T.S:あと顧客のニーズを的確に把握して、的確なリソースを準備できる人です。人に任せることも含めてきっちり業務をマネジメント・コントロールできる人を期待しています。私たちの仕事は、国民の命を守る仕事です。365日責任を伴う仕事のため、正直なところワークライフバランスにおいては、課題もあります。
H.M:過去に比べて労務環境や業務時間の長さは、かなり改善されてきました。最近だとTeamsなどのツールを活用して情報共有に役立てています。
T.S:若手のうちは戸惑うことも多いと思います。しかしキャリアを重ねていくにつれ、働き方…というよりも、とにかく国民の命にかかわる仕事に対して、使命感に燃える想いが強くなってきます。そういう人たちと共に、日本を災害から守っていきたい想いがあります。
強制ではなく、仕事を通じて社会に貢献していくなかで、意識が変化していく社員の姿も多く見てきました。そういう意識のもとに、共に成長を続けていきたいです。