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香芝RIDとは

香芝RIDは、奈良県香芝市内の広範囲にわたる3次元の道路情報を自由に見ることができるWebツールです。
道路情報は無数の点が集まって、立体的に画像再現しています。最大の特徴はその点の一つひとつが座標を持っていること。現地に赴くことなく、Web上で道路や沿道のさまざまな物体の大きさや距離、位置を計測することができます。
無償でご利用いただけるので、インフラ関連の事業者はもちろん、個人や自治体などで有効的にご活用ください。
香芝RIDとは

株式会社日本インシークの高度な技術が可能にした 3次元データの仕組み

2013年~2019年にかけて、奈良県香芝市内の広範囲にわたる道路を、3次元レーザースキャナ搭載の車両(MMS:Mobile Mapping System)で走行し、道路データを記録。このデータには画像の他、レーザーが物体へ毎秒30万点以上360°の範囲に照射した反射点が集まった点群のデータ(クラウドデータ)が含まれます。すべての反射点が地理座標を保有しているため、画面上で簡単に計測することが可能に。特定の2点間の距離や建物の高さなど、1cm単位で確認することができます。

MMS MMS 衛星からの電波を受けて地理座標を付与

クラウドデータ クラウドデータ 地理座標をもった点群により表示

直感でカンタン、慣れるとサクサク 使い方のヒント

アイコンの説明

アイコンの説明

  • 点群データを表示します。
  • 点群の情報を表示します。
  • ダウンロードの範囲を選択します。
  • 選択した範囲を拡大します。
  • 選択範囲を解除します。
  • 点群データ(LAS)をダウンロードします。
  • 立体画像を表示する

    立体画像を表示する

    雲の形のアイコンをクリックし、表示したい区画箇所(緑色)のどこかをクリックします。

  • 寸法を測る

    寸法を測る

    点線が真下を示し、斜め線は点と点の高さの差です。点を押さえる時は、背景にある点を押さえないように画角を工夫してください。

  • 画像を移動する

    画像を移動する

    基本はマウスで操作します。右ボタンドラッグ→全体移動左ボタンドラッグ→回転ホイールボタン→拡大・縮小

  • 画像の解像度を上げる

    画像の解像度を上げる

    画像の解像度を上げる

    初期値は表示速度を考慮して、少し画像を粗くしています。
    見たい画角にしてから、「その他設定」の中の「最小ノードサイズ」を小さくしてみてください。

※ネット環境により、読み込みや表示に時間がかかります。
※拡大、縮小を繰り返しているうちに、メモリを消費して動きが悪くなることがあります。その時は一度、見たいポイントの近くをダブルクリックして移動することで、動きが回復します。

使い方次第で、広がる可能性 香芝RIDの活用例

行政、民間企業、個人とどなたでも自由に使えるからこそ、活用方法はさまざまです。
皆さまのビジネスや生活の向上にお役立てください。

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